請求・経費・会計をまとめて見直したい個人事業主の整理ガイド

請求書はここ、経費はあそこ、帳簿はまた別の所。バラバラに整えるたびに、つなぎ目で手が止まる。

請求だけ、経費だけ、会計だけを直しても、整えにくいのは、この3つが、取引の記録でつながっているためです。

請求書の控え、仕事と私用の両方にかかわる経費、日々の記帳は、どれも、国税庁の説明にある決まりに、かかわります。

だから、請求書から帳簿までを、1本の流れとして見直してください。

このページを先に読む理由は、月末に、請求書から帳簿までを1回で確かめる手順を、先に決められるからです。

読み終えるころには、きっと、月末の夕方に、請求書から帳簿までを15分で1周する流れを、自分の言葉で説明できるでしょう。

国税庁の白色申告者向けの説明では、業務に関して作ったり受け取ったりした、請求書、納品書、送り状、領収書などは、5年間、保存します。

インボイス発行事業者の登録をしている人は、交付したインボイスの写しも、保存しておく必要があります。

インボイスには、決まった記載事項があります。

相手の名前、自分の名前と登録番号、取引の年月日、取引の内容、税率ごとの対価の総額と適用税率、税率ごとの消費税額などです。

小売業、飲食店業、タクシー業では、記載事項の一部を省略した簡易インボイスもあります。

消費税の課税事業者が、仕入れや経費の消費税を差し引く(仕入税額控除)には、原則、取引の相手から受け取ったインボイスの保存が必要です。

簡易課税制度や2割特例などを使う場合は、保存が要らないと、国税庁は説明しています。

登録を受けると、課税事業者として、消費税の申告が必要になります。

登録を受けるかどうかの判断に迷うときは、国税庁の「インボイス制度への事前準備の基本項目チェックシート」や、税務署で確認してください。

必要経費は、売上に対応する原価などと、その年に生じた販売費や一般管理費などの、業務上の費用です。

家事上の費用は、必要経費になりません。

仕事と私用の両方にかかわる費用は、取引の記録などにもとづいて、仕事に直接必要だったと明らかに区分できる金額だけが、必要経費になります。

事業税は、全額が必要経費になります。固定資産税は、業務用の部分に限って、必要経費になります。

業務のための借入金の利息は、必要経費になります。所得税や住民税は、必要経費になりません。

私は、領収書に、何の費用かを一言、書いておくのがよいと考えています。あとで、仕事のための費用かを区分するときの手がかりになると思います。

帳簿の記帳と保存の決まりは、白色申告・青色申告の違いも含めて、「個人事業主のバックオフィス整理ガイド」に、まとめました。

月末の夕方、請求書の控えを、日付の順に並べます。控えごとに、入金されたかを、確かめます。

入金されたものには、入金した日を書きます。入金されていないものは、別の山に分けます。

次に、その月の領収書を、1枚ずつ見て、何の費用かを、一言、書き足します。仕事と私用の両方にかかわるものは、印をつけます。

最後に、帳簿に、まだ書いていない取引がないかを、見ます。

15分で終わらない月は、請求書の控えを並べるところまでで、いったん止めるのも一つです。

来月の月末までに、請求書の控えと領収書を、1つずつ置く場所を決めてみてください。

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ソフトを比べる前に、上の流れ(請求、入金、経費、帳簿)のどこで止まっているかを、1行で書いておけます。

freee会計の公式の料金ページには、個人事業主向けに、スターター(確定申告のみ利用の方向け)は、年払いの場合、月980円と書かれています。

税込か税抜かは、ページに書かれていません。

同じページに、freee会計を30日間、無料でお試しできる、とも書かれています。対象のプランと、お試しの条件は、申し込みの画面で確かめてください。

お試しの間に、月末の夕方の15分の流れを、1回やってみて、次の3つを確かめます。これは、このサイトの確かめ方です。

  • 請求書を作って、控えを残せるか
  • 経費を記録して、何の費用かを書き添えられるか
  • 記録した内容を、帳簿の形で見られるか

料金とお試しの内容は、変わることがあります。確認日は、2026年10月15日です。

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国税庁の説明は、令和8年4月1日現在の法令等です。

インボイス制度のページには、日付の記載がありません。確認日:2026年10月15日。

冒頭の、なぜそうなるかの説明は、このサイトの考えです。公的な資料で確認できる部分には、出典を書いています。

税の決まりは、変わることがあります。最新は、国税庁のサイトか、最寄りの税務署で確認してください。

このサイトは、税の個別の助言はしません。

インボイスの登録、消費税、副業や法人化の扱いは、国税庁の「税についての相談窓口」、税務署、税理士に確認してください。

「流れで見る」「一言メモ」「15分の1周」は、このサイトの考え方です。公的な基準ではありません。

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